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20年間無敗の雀鬼に学ぶ知恵、あなたの成功への道しるべ(その2)

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この記事を開いて頂いてありがとうございます。
この記事は、次の方向けです。
・勝負に負けたく無い方
・勝負、競争に疲れてしまった方
・日々のストレスで、人生に負けたく無い方

目次

今回は、以前紹介した桜井章一さんの教えの続編、ホンモノの強さを手に入れるです。

20年無敗の雀鬼と言われた桜井章一さんは、麻雀の世界で人生の深淵を学ばれたのでしょう。
僕達が、今まで持っている常識をは異なる人生観を持たれています。
そして、その人生観は、力強いものだと感じています。

その人生観の一部を、著書である、「勝とうとするな負けの99%は自滅である 桜井章一 プレジデントムック」から学んでいきます。

前回の記事は、心構え編という事ができると思いますが、今回は、身に着けるべき、具体的な事柄になります。
勝負に負けたく無いかた、人生に負けたく無い方にお勧めですよ。

まずは、桜井章一さんの紹介です。

1943年東京・下北沢生まれ。大学時代に麻雀を始め、裏プロとしてデビュー。以後、圧倒的な強さで勝ち続け、20年間無敗の「雀鬼」の異名をとる。現役引退後は、「雀鬼流感漢道麻雀道場 牌の音」を開き、麻雀を通して人としての道を後進に指導する「雀鬼会」を始める。モデルになった映画や漫画も多く、講演会などでその雀鬼流哲学を語る機会も多い。 

勝とうとするな負けの99%は自滅である 桜井章一プレジデント社2022 より

ホンモノの強さを身につけよう

ホンモノの強さを身につけるためのポイントをいくつか紹介します。

1.柔らかい体構えを持つ
2.シンプル イズ ベスト
3.気づく感性を磨く
4.素の状態になる
5.しなやかな軸を持つ
6.答えを求めない強さを育む

柔らかい体構えを持つ

・人間は、心と体が一体であるので、良い心構えを持つためには、体構えを整える事が重要。
・体が柔らければ、心も柔らかくなる。
・良い体構えは、力のない柔らかさに貫かれた体。
・人間の体は、一部分だけを動かすのではなく、全部を動かすことでとてつも無い力と強さを発揮できる。

勝とうとするな負けの99%は自滅である 桜井章一プレジデント社2022 より一部抜粋

あたり前のようですが、人の体と脳は繋がっていて、相互作用をしています。
例えば、重度のうつ病の方が太極拳を始めたところ、2か月で症状が良くなるということがあるようです。
なので、人の考え方の癖は、体のどこかに癖として出る。(体のどこかが固まってくる)という事もあるようです。
逆に、体のどこかが固まっていると、心にも影響があるという事です。
自分では、自由に考えているつもりでも、体の癖で制限されているのです。

赤ちゃんの頃は、凄く柔らかい体なのですが、
社会で、緊張を積み重ねていくと、どんどん、体が固まっていくということです。

勝負強くなるには、固まりに固まった体を、柔らかくする事が必要ということです。

それができると、武道の達人みたいに、自分より大きい人でもバッタバッタと倒せるということですね。

僕は、柔らかい体のつくり方については、次の本のとおりやっています。
よければ、読んでみてください。
4コママンガなのですが、要点がわかって実践しやすい事は請け合います。

「すごい自然体に読むだけでなれる4コママンガ 大橋しん、マンガ 赤松かおり 飛鳥新書」

シンプル イズ ベスト

・勝負は、複雑にすればするほど「負け」に近ずく。
・ものごとをシンプルに、そして簡単するには、そう考えると同時に、難しいことを捨てるという感覚も必要だ。
・思考と違って感性はシンプルだ。だがとても深い。
・本当に強くなりたいのなら、まずは、テクニックや知識に頼っている自分をいったん捨てることから始めないといけない。
・本物のプロフェッショナルの人たちは、みなシンプルに動き、問題が起こればシンプルに処理して解決したりする。

勝とうとするな負けの99%は自滅である 桜井章一プレジデント社2022 より一部抜粋

物事の根っこは、元来シンプルなものなので、複雑にしてはいけない。
自分の考えがまとまらない時は、どんどん、複雑な事を考えていくと思いますが、複雑で自分でも何考えているのか良く分からなくなったら、その考えは、いったん捨てましょうということですね。
じゃ、考えて解らない事をどうすれば良いの?の答えは、
その時は、「感性」に頼りましょうということです。
感性って、考える事より劣っているように、捉えられがちですが、複雑な考えより、良い。
また、感性は、とても深いものを持つている。
どうしようか、考えても解らない時は、一旦、知識を捨てて感性に頼ろう。
という事ですね。

なかなか、自分の持っている知識やテクニックは、捨てれないですよね。
小手先に頼りがちですし、何か困った事が起きた時には、ノウハウをネットで検索したりしてしまいます。
そんな事をしても、ダメだ。
知識では、無く、感性に頼れ!自分の感性を信じろ!
この感性を磨くには、どうしたら良いのかが次のテーマです。

気づく感性を磨く

・シンプルにするには、鈍感な感性ではできない。それには、いろいろなことに気づき、要るものだけを残し、要らないものは捨てていくという作業が必要だ。
・気づくセンスをあまり持ち合わせいない人も、心配いらない。トレーニングをすれば、気づくセンスは磨かれ、感度のいいものになる。

勝とうとするな負けの99%は自滅である 桜井章一プレジデント社2022 より一部抜粋

「気づくセンスを磨くトレーニング」の具体例についても、筆者からアドバイスもあります。
短い時間にできるだけ多くのことに対して気づきのアンテナを向けるトレーニングです。
・次の駅で、どんな人が乗ってくるか予想してあてる。
・電車で前に座っている人の日常について予想してみる。
・喫茶店で、話をしている人の声だけを聴いて、顔立ちを思いうかべる。 等

一般の人は、外に出たら、何かに囚われて、周りの事は見ていないのではないでしょうか。
でも、子供は絶えずキョロキョロしてますよね。
その中で、感性を磨いているんでしょうね。

僕の場合は、何か考え事をしているか、スマホを見ているか、読書していて周りを見ている事は無いです。
それでは、感性は、磨かれないと筆者は言っています。
外にでたら、全ての感覚を働かせて、周りを見ろということですね。
その中で、自分の感性が磨かれて、いざという時に、シンプルに動けるということですね。

僕も、感性磨きトレーニングにチャレンジしたいと思います。

素の状態になる

・私はものごとを見るとき、常識や固定概念を外して、なるべく素の状態でみるようにしている。
・素の状態で見るためには、自分が素にならなくてはいけない。
素になれば、それは”負けない強さ”というもにつながってくる。
・素の状態になるというのは、その場その場に”合わせる”ということである。
・”素”であることと”合わせる”ことは不可分の関係にあり、そこから本当の強さが導かれる。

勝とうとするな負けの99%は自滅である 桜井章一プレジデント社2022 より一部抜粋

素の自分になるというのは、とても大切な事なのです。
実際問題としては、どうやって素の自分になるのか?が分からないといけません。
筆者のおすすめは、自然に触れることです。

・現代人は、素の状態から離れた生活をしている。
 ところが、自然は素の上にぶ厚く覆いかぶさっているものを一瞬で消す力を持っている。
・海は自然と直に触れ合える遊び場であり、五感を鍛えてくれる場なのだ。

勝とうとするな負けの99%は自滅である 桜井章一プレジデント社2022 より一部抜粋

時どきは、意識的に、スマホを手放して、自然の中に入ろう。
その自然を多いに楽しもう。
その結果、素の自分が戻ってくる。
子供の時に、無邪気に時間を忘れて遊んでいた自分が戻ってくる。
その自分が戻ってくれば、勝負にも負けない。

意識的に、自然の中に入って、大いに楽しみましょう。

しなやかな軸を持つ

・軸というと、揺れずに一本すっと縦に通ったものをイメージしがちだが、本当に強い軸というのは、縦にもなれば、横にも斜めにもあり、いかようにもしなやかに曲がる柔らかさを持っている。
・しなやかに動きながら決して折れない軸こそが、本当に「立っている軸」といえる。
・軸は、ピシッと立っている感じではなく、ふわっとかすかに揺れ動いている状態がいい。この世界に存在しているものは、どんな瞬間においても「微動だにしない状態」がありえないからだ。

勝とうとするな負けの99%は自滅である 桜井章一プレジデント社2022 より一部抜粋

この軸を身につけるのは、難しそうだ。
これまでのように、トレーニング方法があれば良いけど、どうすれば、柔らかい軸を持つことができるのか。
筆者のおすすめは、やはり、自然だ。
自然に学ぼうということになると思う。

自然と同じような流れの感覚を自分の中に見つけていけば、おのずと軸が立ってくる。
しなやかで強い軸とはそのようなものなのだ。

勝とうとするな負けの99%は自滅である 桜井章一プレジデント社2022 より一部抜粋

僕も、自然の中に身を浸して、自然の感覚を自分の中に見つけることにチャレンジしてみたいと思う。

答えを求めない強さを育む

・なんでもかんでも、意味を問う、答えを知ろうとする背景には、ものごとには正解があって、その答えに辿り着くためには、合理的に考えて行動するべきだ、という最近の若者たちの考え方が見え隠れする。
・これは、小さい頃から学校や親からすべてもものには、「答え」があって、その「答え」をたくさん知っているほうがいい学校や会社にはいれる、という教育を受けてきたことの影響が多分にあると思う。

・しかし人間は、そもそも本当の「答え」など存在しない世界に生きている。

・正解が何もない世界というのは、ことマニュアルや合理的な思考に慣れてしまった現代人には、耐えが難く不安なものである。
・確証ばかり強く求める生き方をしている限り、人は強くはなれない。逆に「確かな答えなど本当はどこにもない」と思っていれば、そんな弱さを少しずつであっても克服していくことができるようになる。

勝とうとするな負けの99%は自滅である 桜井章一プレジデント社2022 より一部抜粋

どうでしょうか。
マニュアル、ノウハウ大好き人間の僕にとっては、耳の痛い言葉です。
そもそも、本当の「答え」など存在しない。「確かな答えなど本当はどこにもない」
こう考えて生きていけるのは、確かに強い考え方だと思います。
この考え方だと、唯一の頼りどころは、自分の感性、考え方になります。
答えなどないのだから、自分の感性を信じていきよう。
という事だと思います。
僕は、今まで、数多くのマニュアル本を読んできました。
知識とか、正解とかが知りたかったのだと思います。
しかし、残念な事に、どんなマニュアル本を読んできたのかさえ忘れています。
それらの本は、一時的には、僕の心の安らぎになったのだと思いますが、それだけの価値だったのかもしれません。

世の中には、正解は無い。自分の感性、自分の考えを信じて、それに従って生きていこう!

強い考方ですね。
トライしてみたいと思います。

まとめ

・20年間無敗の雀鬼 桜井章一さんの著書に学びました。
・大切な事は、自分の感性を磨くこと。
・世の中に正解は無い。自分を信じて生きていこう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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