このブログを開いて頂きありがとうございます。
このブログは、次の方向けです。
・定年を控えて人間関係について不安を抱える方。
・定年後の人間関係を作りたい方。
お父さん
最近会社の方はどう?
契約社員になったから、仕事は、楽になったかな。
私のところにも、元支店長とかのおいちゃんがおるけど、暇そうにしてて、何してるかわからない人もいるよ。
お父さんは、どう?
・・・・・・・・。
定年で確実に起きる、人間関係の崩壊。60歳からは、人間関係の再構築をしよう。
定年を迎えると、会社での人間関係の崩壊が起こります。
特に、管理職だった方が、契約社員になると大崩壊間違いなしです。
この崩壊を元に戻すことはできません。
崩壊したものへの未練を捨てて、新たな人間関係の旅へ出発しましょう。
定年で起きる、会社での人間関係の大崩壊とは何か。
管理職の方が契約社員になった場合(僕の経験に基づいています)の人間関係の変化は主に次の3点です。
1.管理職コミュニティからの退場
今まで、人間関係の中心だった、管理職コミュニティから自動的に退場になります。
このコミュニティで活動している事が、精神面での支えになっていました。
このコミュニティが、退職の日を迎えると、一夜で無くなってしまいます。
何かしら、付き合いが残ると考えている人もいるかもしれません。
しかし、組織というものは、退場した人には、冷たいものだと思って下さい。
事前に退場の準備をしておかないと、かなりのダメージがあるでしょう。
2.若手との関係が複雑化
朝の挨拶、一つとっても、ギクシャクします。
管理職の人が普通の社員になったので違和感があるのでしょう。
相手もどう対応しようか迷っている人も出てきます。
若手の人達が、本当の所どう思っているのかは解らないです。
上下関係ではなく、対等の関係で、コミュケーションを取れるかも非常に微妙です。
3.仕事の指示をする立場から、教えてもらう立場への大転換
仕事の実務は、若手の方が出来ます。
実務をする事になると、システムの使い方から、仕事の手順から、何から何まで、若手に聞かないと始められない事が多いです。
結果として、若手から仕事を教えてもらわないと仕事はできない事になります。
若手から見ると、「何だこんな事もできないのか?」と感じるかもしれないという不安がよぎります。
会社の人間関係の再構築をどうするかが、重要になります。
会社での人間関係の大崩壊を受けてどうすれば良いのでしょうか。
考え方は、次の二通りにわかれるのではないでしょうか。
1.新しい人間関係の構築はあきらめて、言われた通りの事を淡々とこなす。
2.(規模を縮小して、)新しい人間関係を模索する。
このどちらをとっても、会社での人間関係の縮小は避けられないので、一人一人の置かれている立場で選択をすれば良いと思います。
1.の案を取る場合には、会社での立場は、どんどん弱くなっていくので、仕事の楽しみは無くなると思います。
僕の場合は、2の新しい人間関係を模索する方法をとっています。
こっちの方が会社の仕事をしていても楽しいと思うからです。
一番のポイントは、若手とどういう関係を作るかということだと思います。
冒頭の娘と話を聞いてみましたが、次のような事になると、若手とは上手くいかない事は明瞭です。
- 若手に昔の経験を伝授しようとするが、やり方が現代にそぐわず参考にならない。
- 曖昧な仕事の依頼を、前裁きせずに、若手に渡すので忙しい若手から嫌がられる。
- 一日中、暇をして過ごしているので、若手から見て何ができるか解らない。
娘のアドバイスもあって、僕は次のような感じでやっています。
やっていく内に、改善の方法は、どんどんでてくるのので、都度、改善する予定です。
- 新しく参加した課の中で、自分がやる仕事をはっきりさせて、何をしているか認知してもらう。
- 自分の解らない事は、何でも素直に、若手に聞く。(孤立しない)
- 若手から、アドバイスを求められたら、何でも気軽にアドバイスをする。
- イレギュラーな仕事、仕事上のトラブル解決等は、積極的に引き受ける。
できれば、もう一歩進めたいと考えていることがあります。
それは、積極的にチャレンジしたいと思っている若手をサポートすることです。
積極的な若手には夢と行動力がありますが、半面、視野は狭いところがあります。
・失敗しそうであれば、若手の行動は止めず注意点だけを伝える。(止めると聞いてくれなくなります)
・失敗した場合には、その後処理をする。(若手の失敗はたかがしれています)
この取り組みを繰り返すことで、若手は成長してくと思います。
そんな成長をみるもは、楽しいのではないかと夢想しています。
この若手を育てる事は、管理職の頃にやっていたので、相手(若手)が個人的に信頼してくれれば実現可能です。が一方、若手の上司との折り合いのつけ方が課題で今後の調整です。
会社の人間関係は、若手フォローワーに徹するの精神で再構築するというのが、僕なりの考えです。
大崩壊後も、以前のとおり対応してくれる人は、大事にしょう。
仕事の立場が変わっても、以前どおり、対応してくれる人もいます。
これは、本当にありがたいし、嬉しいです。
僕の事を信頼してくれていたんだと思います。
そんな方とは、個人的な信頼関係も含めて、大切にお付き合いをしていきたいと思います。
会社以外の人間関係を拡大しよう
退職とはいえ、人間関係が縮小するのは、寂しいものです。
人間は、「認知」されたいという欲望が強いからだと思います。
新たな人間関係を作るには、地域への参加、多様なコミュニティへの参加により、緩い人間関係を拡大する事も大切です。
僕がやっている、緩い人間関係の拡大について紹介します。
1.地域のスポーツクラブへの加入
妻が地域のスポーツクラブに加入していた事が縁で、地域のスポーツクラブに加入しました。
僕は、スポーツ自体は苦手なのですが、地域に知った人を作りたいという思いで、参加しています。
最初は、得意でないスポーツで、人間関係ができるのか不安でした。
しかし、今となっては、そこの会員の方とは、緩い繋がりができており、近くのスーパでばったり会うと雑談する関係になっています。
やはり、地域の中に、知り合いがいるというのは、楽しいですし、何かの時に助け会えるかもしれません。
更に、地域のスポーツクラブの役員になったことで、他の役員になっている方の知り合いもできて人間関係は拡大中です。
役員には、役員会に出ないといけないのですが、そこは、年齢・性別がバラバラで、職業もバラバラです。
その中では、個人の行動と意見が注目されます。
最初は、会社の組織とは、あまりに違うので、慣れるのに時間がかかりましたが、会社で身に着けた事も、役にたつことも解り、今では、役員会でも重宝されています。
本当に緩い人間関係ですが、知り合いがいると思えることは、心の安心感に繋がっています。
是非、地域の何某かの活動に参加される事をお勧めします。
2.新しいコミュニティへの参加
(1) SNS(Instagram,Twite)をやり始める。
SNSで、知らない方とメッセージのやりとりをしています。
やり始める前は、誰にも相手にされないかもしれないとの不安がありましたが、以外に、反応して頂ける方もいて楽しいです。
何より、他の人の意見とか活動とかを見て勉強にもなります。
若い方から、年上の方まで、同じ場所で交流するのは、楽しいことです。
年配者は、年配者の視点で情報発信しています。
気軽に情報発信している方から、ビジネスでやっている方まで千差万別ですが、自分の視点で情報発信すれば良いです。
60歳からは、SNS(Instagram,Twite)を是非、始めるべきだとの声もあります。
やっていなったら、是非トライしてみて下さい。
YouTubeに一杯情報がでていますので、見てみて下さい。
(2)Webコミュニティ、地域の大学の講座等への参加
いろんなコミュニティができています。
その中で、若手と年配者のコラボレーションができたらと夢想しています。
例えば、地域への提言をまとめて、市役所に提言するとか、そういった活動へ参加できればと思っていますが、実現はこれからです。
(3)子供の先生になる
これは、私の夢の話です。
共働きが進んで、学童保育等が拡がってきています。その中で、子供に学校で教えない何かを教えるように活動ができたら面白いだとうなと思っています。学校の授業は、面白くありませんが、例えば、話題を宇宙の話とか恐竜の話とかに絞ると、楽しい事が一杯あるように思います。
そんな、楽しみが伝えられたらというのが夢です。
まずは、自分自身が学ばないといけない段階です(汗)
まとめ
- 定年を向かえると会社の人間関係は大崩壊する
- 会社での人間関係の縮小再構築、会社以外の人間関係の緩い拡大をしよう
- 新しいコミュニティへの参加を年配者の視点でトライしてみよう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。